痛い





誰かの痛みなんてわかりやしないけど、
「痛い」という声がなんだかとても「痛く」て

うまくやっていく
だなんて手放しで言えるほど器用じゃないよね。



http://emilyinoue0.tumblr.com/post/100667873823

「痛い ということ」

10/10 近藤真央とアイ@O-crest


2014/10/10
近藤真央とアイ@TSUTAYA O-Crest
theBrushレコ発企画
「PUM★PUMぱんぷきん」

近藤真央とアイ、ハッピーでポップでロックな楽しいバンドです。
是非ライブを体感していただきたい!
かっくいいぜ。

近藤真央とアイofficial web
http://i-official-website.jimdo.com/?mobile=1

写真のあれこれ 2013年前編

2013年は大きな年でした。
ライブ写真を撮り始めたり、アーティスト写真を撮り始めたり、写真がお仕事になってきた年です。

で、しょっぱなから作品になりますがこちらの一枚。
last scene、井上智恵さんとの展示「妄葬」をした際に制作したものになります。

こちらで一連の作品をみることができます。

この頃までは人の負の感情だとか、そういう感情やものに触れたひとを撮るのが常でした。
作品として吐き出す事によって自分のなかのものを可視化、把握、昇華という具合に作品作りをしていた様な気がします。
この作品をお披露目しました、智恵さんとの展示の様子はこちらからご覧になられます。是非どうぞ。

last sceneというタイトルは、前述したように負の感情に触れた人を撮る際に付けようと決めていたタイトル。
2012年の浴槽写真も同じです。前も後ろもなにもなく、交わる訳でも平行する訳でもなく、ただ自然にその名前がこの写真たちにはつけられているという認識でいます。


この作品展で、合作の立体作品に使われた写真が「少女と鋏」の中の一枚。

溺れる様な少女と智恵さんが夢で見た景色。そして、彼女の撮影した映像がとてもとても、儚くたまらなく切ないのでした。

この年の中盤でしょうか、カメラを買い替えました。nikonD300です。
古い機種なのですが、非常に使いやすく、お気に入り。買い替えをきっかけにライブ写真の撮影もはじめました。

初めて撮ったのがこの写真、I'm homeというバンドのライブ写真。

単焦点のみで忍者のようにそっと移動をしつつ奮闘。ライブを撮るのは難しいですね。

ここから少し、日常の写真を。

小学生の頃の友人と共に京都へ行った時の写真です。当時の恩師とのお食事が目的。
単焦点一本を持ってひたすらに自然体の人を撮る練習をしていました。

水族館で子供がスクリーンに映し出されるお魚を掬おうとしていたのが印象的で。
このころから、少し、ハッピーな人を撮ろうという意識が生まれてきたり。
大好きな日常の匂いを写真に残す事を始めました。


ライブ写真に関しては、数ヶ月後にズームレンズを購入して幅が大分広がりました。
引いた写真が撮れる喜びだとか、そういうの。
こちらも先ほどと同じくI'm homeさんの写真です。

彼らには非常にお世話になっています、初ライブから撮影させてもらった、とても思い入れのあるバンド。
彼らのホームページはこちら。ライブは圧巻。是非一度足を運んでみてください。

2013年は非常に多いので前編後編に分ける事にします。続く。

写真のあれこれ 2012年

次は2012年です。この頃は、そうだな、上京してきた頃か。
右も左も解らないままに、カメラとジャズマスターをもってCDを数枚、本を数冊鞄につめ、405号室へと越してきた頃です。
初めて住んだ部屋には色々なひとが遊びにきてくれました。
引っ越しのお手伝いをしてくれたり、酔っぱらって泊まりにきたり、引っ越し祝いをしてくれたり、
みんなで鍋をしたり、誰かと生活を共有したりだとか、本当にたくさんの出会いがあった年。

引っ越して最初に祝いにきてくれたのが、長年の友人キタミシン。
奴はものすごく酒飲みで、引っ越し祝いにサザンカンフォートをボトルで持ってきてくれました。

穏やかで優しい表情です。nikonFEに、コダックのモノクロフィルム(名前は失念)


下の写真は引っ越し先の世田谷区某所にて、友人と歩きながら何となく撮っていたもの。デジタルですね。

家で飲み会をしたら散歩をして煙草を吸ったりなんかして帰るのが常でした。穏やかな夜。


で、生活写真とは違うのですが、自分の手とラッキーストライク。なんとなく撮っただけです。不穏。


この年一番始めにとった作品は、「last scene」。

もっと見たい方はこちらをどうぞ。

銀座モダンアート様にてこの作品群の中の数枚を展示させていただいたりもしました。
2010〜2011年のまとめで紹介した「少女は水の音を聴く」という作品同様、水と浴槽が主なモチーフとなっています。
ラストシーンシリーズに関しては、この後もちょろっと続きがあるので、また後で。

サイトには載せていないのですが番外編としての作品もあります。

揺らぐ景色と質感を出したく、実験的に被写体の方に協力していただいて撮影したものです。

実はこの頃フィルムで撮ったポートレイトも数枚。
見返してみると前年よりももやっと、揺らぐような撮り方をする傾向にあるものが多い気がします。心境の変化かしら。

せっかくなのでこちらにまとめてみました、のでよろしければご覧くださいませ。


最後に、作品、「girl meets girl」。
女の子二人を同時に撮影するというのは初めてだったのですが、この作品群は特に気に入っています。
秘密、とか、もやもや感とか、そういうのがにじみ出ている、内緒話みたいな。

もっと見たい方はこちらをどうぞ。

この日はフィルムカメラも持ち歩いており、何枚かお二人の写真を撮ったり等。
偶然見つけた修道院にお邪魔させていただいたり、素敵な撮影でした。


そして最後の一枚。夜、新宿にて。次は2013年ですね。