写真のあれこれ 2010年〜2011年
まずは2010年から。
写真を撮り始めたのは、昔々に父がコンデジをくれたのが最初。
いずれ一眼ほしいなあ、なんておもっていて、バイト代をはたいて買ったんですね。
デジタルの一眼レフをはじめて触って撮った写真がこの写真。
地元の友人、FILMREELのギターボーカル、むらいくんとカレーを食べにいった時のものです。
はじめて触る一眼レフ、nikonのD3000は軽くて小さくとても手に馴染んだのを覚えています。
この日、むらいくんはカレーの食べ方を間違えて隣に座っていたお客さんに突っ込まれていました(確か)
続いて初めてのフィルムカメラ。
デジタル一眼レフを一通りいじって、今度はフィルムだ!と、近所のキタムラへカメラを買いに。
電池が切れているというよくわからない理由で店員さんがボディの価格を1000円ほど割引してくれたnikonのFEはとても使いやすく未だにフィルムカメラのメイン機です。
被写体は友人二人にお願いしました。現役女子高生たまらん。
紫陽花なんかが咲いている季節だったな。初夏にセーラー服。
なにもわからないまま、ひたすらに試行錯誤しながら撮っていました。
上の一枚は多重露光フル活用。
色といい、祈る様な影といい、2010年に撮ったフィルム写真の中では一番に気に入っています。
2010年ってもう4年前なんですね、17歳とか幻かよってかんじがします。懐かしいな。
作品を撮り始めたのは、2011年の中頃から。
やっぱり人を撮りたい、という思いがあって、
人を動かして自分の脳内にあるヴィジョンを再現するってすごく素敵なんじゃないか?と、はじめました。
その、始まりが「少女は水の音を聴く」という、数枚で成り立つ作品群になります。
もっと見たい方はこちらからどうぞ。
その時に、撮ったオフショットというか、こう、実験的に撮ってみたものが二枚。
デジタルの一眼にフィルムのレンズを付けて夢の中か現実かわからないのを撮ってみたい、というあれで撮ったもの。
気に入っています。ふわーっと。ふわーっとした感じの。ね。
2010年〜2011年はこんな感じかな。次は2012年です。
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とっても久々の更新です。
わたしはげんきです。
ask.fmの方で「生活写真をもっとみてみたい」とのご要望があったので、
この際ですから今まで撮った写真を振り返ってみようかなーなんて。
2011年から2014年までですね。ほんのすこし、恥ずかしいけどお蔵出ししていこうと思います。
写真のあれこれ 2014年
最後、2014年、今年ですね。
今年は実はまだ作品として出せるものはないので(展示でおみせします!)まず一発目は新年のI'm homeさんレコーディング風景。
先日リリースされた「家具になりたい」のレコーディングですね。
新宿タワレコさんなどにて購入出来ます。アーティスト写真も撮影させていただきました。
他のショットはこちらから見ることができます。
春には地元に帰ってお花見をしました。
音楽好きなやつらと、わいわい酔っぱらって、子供達と遊んで、追いかけて、わあわあと。
地元の皆は楽しくって大好きです。実家に帰らないでこの人たちと遊ぶために帰ったりもするくらいに好きです。
楽しいお花見、良い春の始まりです。
お仕事としては、シンガーソングライターであり、友人である日向文の「他人言」CDジャケットの制作をさせていただきました。
なぜここであえてかくかというと、この写真は私の作品と同じく色々な見方を込めているというのを伝えたかったからです。
とても気に入っているので。
日向文自身も気づいているかはわかりません。私が酔っぱらっていってしまったかもしれないけれど。笑
手に取っている本は痴人の愛。
コマ送りになっているのも、どんな見方だってできる。曲の解釈と同じように。
どうしてそこへいくのか、とか。
その、見る人に物語をゆだねるという点が私の一連の作品、lastsceneに通ずるんです。
日向文とのシンクロ。
この、「他人言」のジャケットは、お仕事だけど、私の作品、という不思議な立ち位置にある写真たち。
こちらで一枚一枚をみることができます。
さてさて、5つに分けて記事を書きましたがこれで最後。三枚の写真。
この二枚。撮影したのは先月だったかな。
大切な大切な祖父です。いつも山梨で待っていてくれている大好きなおじいちゃんです。長生きしてほしい。
そして煙草を吸う人。穏やかなひとです。
特に意味はありませんが、一番最近撮ったものだったので最後の一枚として載せておきます。
2010年から長々と書きましたが、改めて見ると自分の変化に気づきますね。見返す事もたまには大切なのかもしれないな。
いつもお世話になっているみなさま、だいすきなひと、私の写真をすきだといってくれるひと、
わたしと関わってくれるみなさま、読んでくれたみなさま、ありがとうございます。
これからも宜しくお願いします。らぶ。
イノウエエミリ http://minus0.6.ql.bz/
↓まとめてみた。
2010年〜2011年 写真をとりはじめたころの話とか。
2012年 お蔵入り作品とか。
2013年前編 ライブ写真をはじめたこと、展示のこと。
2013年後編 作品作りに対する心境の変化だとか、生活とか。
2014年 日常についてとか、音楽関係の写真についてだとか。
写真のあれこれ 2013年後編
後編です。
では、先ほど冒頭で紹介しましたlast sceneに繋がる作品から紹介を。
last sceneの(今現在)最後の写真群になっているもの。
副題として「朝は来ない」というタイトルがついています。
こちらから見る事が出来ます。
一連の写真を見ると、先ほど紹介したlast sceneと対になっています。
というのも、前回のlast sceneで私の中での「負の感情をうつすこと」が終わってしまっていて。
全部もういいかなー、と振り切れてしまい。
けれど、その感情で撮った作品たちに救いが無いのはどうしても、悲しいなあと感じ、作品を救う為に制作したものがこの一連の「朝は来ない」なんです。
朝は来ない、というタイトルは「斜陽」というバンドの曲からお借りしました。
この曲をお借りした事にも非常に深い意味があるのですが、それはまたいずれ。
この作品たちは、苑縁さん主宰の雑誌、「殆ど無い」の三号に文章と共に載せていただいています。
ネット上に作品を公開するのは今がはじめて。
雑誌が手元にある方は文章と共に、映画を観るような感覚で楽しんでいただけたらなと思います。
このワンカットは撮影に協力してくれたお二人のオフショット的な一枚。穏やかで優しいお二人なんです。
殆ど無いの表紙もこの頃撮影させていただきました。
モデルのあさひちゃんはカメラを向けるたびに色々な表情をしてくれてテンポ良い撮影がとても気持ちよかったです。
また被写体とカメラマンとして関わってみたい人の一人。
この頃の生活の写真としては気に入っているのはこの一枚かなあ。
下高井戸の焼き鳥屋さんのおばちゃんです。とっても良い笑顔をくれました。
「ブログに載せても大丈夫ですか?」とききにいったらまたこの笑顔で承諾をくれたので載せます。
焼き鳥を買って帰りました、おいしかったです。
負の感情の云々は自分の中で簡潔したと前述しましたが、そこで去年の後半に撮影しはじめたのが、「生活」シリーズ。
こちらから少しだけみる事が出来ます。
人の生活する気の抜けた時間をうつそうと、始めたものになります。
彼らの生活はとても興味深いものだったので、去年の後半は彼らを中心に多くの写真を撮っていました。
草津温泉に行きましたねぇ。これは作品ではなく、旅行写真です。補正等も一切なし。
携帯電話を無くしたりしましたが楽しい旅行でした。
あとは年の中盤にコンデジ、GRⅣを手に入れたので、よくポケットやリュックにいれて持ち歩いています。
さっと出してさっと撮れるのは魅力的ですね。
Teenagers Bloody KillinGの遠征についていったときのもの。対バンthe Keeleyとのお食事。
GRⅣは便利です。とても。
さて、2013年はこの辺で終わりにします。
振り返ってみると、この年から写真の撮り方がしっかりしてきた気がする。人を見据えるというか。
次は2014年。今年です。
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考えさせられる・考える・行動してみて感じる、体を動かす事も多く、目紛しい一週間でした。
自分で触れたものしか信じない、とか、そんなことは別に無いのですが、なんというか自分自身の手で触れて感じたものこそ信用するべきなのかなと思ったりしました。考えるのはやっぱり、感情のこと。でも、思考する事と感情を持つ事は違う。感情ばかりに傾くのではなく、きちんと思考出来る人になることこそが今後の個人的な課題です。
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つい二日前に関西から帰ってきました。
cigarette in your bedの撮影で大阪へ。初めての事がたくさんでワクワクしました。
ひたすらラーメンを食べたり・車で眠ったり・お酒を飲んだり。撮影もがっつしやってきました。
club vijonにて。
轟音が気持ち良い。
大阪で出会った人々はとても不思議な人たちだった。
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RICOHのGRⅣが最近は手放せない。するっと出してかしゃっととれる気楽な感じがすごく良い。
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お気に入りのライターが壊れてしまったのが、とっても寂しい。本当に気に入っていたものだし、デザインも大好きだし、大切なものだから使い続けたいのだけれど、修理をしてもらうにはなんやかんやして郵送しなければいけないらしい、直さなくっちゃ使えない、しかしこれはどうすればいいんだろう。手段がちょっと調べてみてもはっきりと解らず、唸る・ううむ。腰にぶら下げてる携帯灰皿、ライターと、真鍮の腕輪。普段身につけているものくらいは大切にしたいものです。
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去年に修道院へいったときの写真がでてきたよ。nikonのFEで撮ったもの。フィルムカメラはワクワクする。
フィルムを装着するのも、巻くのも、”カション”ってシャッターの音も、現像に出したのをみるのも好き。自分の未熟さにがっかりするときもあるけどそれはそれで面白いから、まあいっか次だ次ってなる感じとか、なんだろう。自分の思い通りにいくか!いかないのか!という感じのひねくれ具合が好き。
クリスマス前だったかな。